人間の限界を超える修行というものが、
この豊かな時代にも、実際に存在しているようです。
『千日回峰行』
ここ数日、
テレビや
新聞等で、盛んに取り上げられています。
僕もそれで、その存在を初めて知りました。
比叡山中を1000日かけ約4万キロ(およそ地球一周)を踏破する天台宗の荒行を
「千日回峰行」と呼ぶそうです。
この荒行に、2003年から挑んでいるのは
比叡山延暦寺大乗院住職の星野円道さん、32歳。
その回峰行の中で、最難関ともいわれているのが「堂入り」だそうで、
このほど達成されたのです。
この「堂入り」、簡単に説明すると、
比叡山・無動寺谷の明王堂にこもり、飲まず食わず寝ず、
ひたすらに、不動明王の真言を10万回唱え続けること9日間。
・・・・・・人間の限界をはるかに超えています。
もっとも、この堂入りだけが
ピックアップされてますが、
その前後の主たる回峰行も、全くもって同じくですよ。
1年目〜3年目
比叡山中255箇所を巡拝する行程約40キロを休まず百日間
4年目〜5年目
比叡山中255箇所を巡拝する行程約40キロを連続二百日
「堂入り」
6年目
京都市内赤山禅院往復が加わる一日約60キロの行程を百日
7年目前半
京都市内寺社を巡拝往復する一日84キロの「京都大廻り」を百日
7年目後半
山中約30キロを行歩を百日
〜7年間で合計一千日(4万キロ)を回峰し「満行」とする厳しい修行(
酒井雄哉氏のホームページ参照引用)
そして、この後も、10万枚大護摩供、お加持、と行は続くようで、
俗世間にただ暮らす僕らには、到底、想像も及ばない苦行の世界です。
この荒行真っ只中の星野円道さんは、年齢からも僕とほぼ同世代。
それだけに、このモノに溢れた一方で、心の疲弊する時代に生まれ育っていながら、
その対極とも思しき世界に身を置き、
それに耐えうる精神力はどうやって養えるのか備わったのか、
大いに伺ってみたいものです。
posted by ほうぷじいん at 12:43|
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